普通が嫌い

 

普通であることを強要するこの世界が嫌い

 

自分が社会の歯車であることを否が応でも自覚させられるから

 

そして、それを無自覚に受け入れてしまっている自分も嫌いだ

 

 

 

 

だから私はこの嫌で嫌で仕方ない世界に一石を投じて

 

自分を変えたかった

 

 

小さな石でもいい

 

何でもいいからこの世界に形を残せば

世界も自分も少しは変わるんじゃないかって

 

 

 

まぁ正確に言えば投じたのは一物だけど

 

 

それが俺の収監された理由だ

 

 

よろしく全裸マン

 

 

股(完)